インテリア

結露対策には・・・。  2007・1・27 (01/27)

 毎年、この季節によく質問されるのは、『結露』の対策。

まずは換気することが大切です。暖房が効いていると換気するのがイヤになりますが、やはりこれが一番の対策です。
そして何かの工事をするならば、壁に貼るINAXの『エコカラット』がおすすめです。

エコカラットは30cm四方のタイルで、調湿作用があります。
室内の湿度が高いときは、壁の中に水分を吸収し、室内の湿度が低いときは、壁の中の水分を放出して、湿度を40%〜70%に保つ作用があります。
寝室に貼ると、「湿度が高いために寝汗をかく」のを軽減します。
一部屋の4面ある壁の一面だけに、このエコカラットを並べて貼ります。
種類がたくさんあるのでデザインの違うものを貼り分けると楽しいです。
たとえば、この種類のものと、また別の無地のものを・・・・

・・・・デザイン貼りして、こんな感じに。
(写真はINAXのHPより)

またこのエコカラットは、消臭作用もあります。
前の晩に焼肉などをしたら、翌日の朝まで臭いが残っていたりしますよね。
LDKに貼ると防ぐことが出来ます。臭いの程度にもよりますが。
また、貼ると高級感が出る上、とてもおしゃれです。
結露で悩んでおられる方は、一度INAXのショールームを覗いてみて下さい。
詳しくは 『INAX』-イナックス-で。


カラーコーディネートのお仕事  2007・1・22 (01/22)

 私はカラーコーディネートのお仕事も請けています。私の場合はインテリアカラーです。

この写真は、外壁の塗料の色を決めるための色見本です。
日本塗料工業会のものです。通称「ニットコウ」
いつもは工事も伴う仕事が多いのですが、今回はコーディネートプランを立てるだけの仕事です。
この場合でも、現場を下見し、工事の立会いもします。
「ファッション」や「商品」のカラープランはできませんので、もちろん請けていません。 
カラーコーディネーターと称する人で、「カラーは何にでもついていますから、私は何の色でも出来ます」と簡単に言う人がいますがこれはどうかと思います。
趣味でならなんとなくアドバイス出来るかもしれませんが、プロとしてカラープランを立てるには、どうしても専門分野になってきます。
東京商工会議所のカラーコーディネーター検定の1級では「ファッション」「商品」「環境」と分野が分かれていますよね。
それぞれの分野で、かなりの知識や実務経験が無くてはプロとして仕事は出来ません。
それにこういうプランを立てるためには、莫大な資料との格闘が待っています。
もちろん手持ちのものです。
インテリアの場合、建築士さんがこのカタログの中から選んでくださいと、持ってきてくださる場合もありますが、ほとんどは自分のものから選びます。また私の方から別の提案をする場合もあります。
ちなみに、今回選んだクロスはこの5社から。

今回は金額の制限がありました。量産品と言って、価格の安いものです。各社65種と決まっています。
1000円/mのクロスから選ぶとなると、クロスの種類はざっとこの40倍の量になります。
他に、床材、キッチン、バスルーム、トイレ、収納、カーテンなど、6帖ほどの工房の壁面2面は、全面資料とサンプルでうまっています。
カラーの資格を取った人に、どうしたらインテリアの方の仕事ができるようになるかとよく聞かれるのですが、
『まずはインテリアの知識があることが条件になる』と言ってます。
色の指定は、カラースクールで勉強したようなカラーのサンプルで決めるのではなく、クロスならクロスの見本帳から、キッチンの面材の色はキッチンの見本帳から、トイレの陶器の色はトイレの見本帳から選んでいくんです。
それを平気でカラースクールの色見本で作ったもので、「私はこんなカラーコーディネートができます。」とインテリア関係の会社に営業に行く人がいるみたいで、困惑されるんだそうです。
持ってこられたほうは「話にならない」という見解だそうです。
それとほとんどの場合、思い通りのコーディネートはできません。これはこだわりのあるコーディネーターさんほど難しい問題ですが、要は『どれだけ妥協できるか』です。
「この部分には絶対こんなピンク!」と決心していても見本帳にそんなピンクがなければできませんからね。
今、カラーコーディネーターがどんどん生まれています。 カラースクールはどこでも人気だそうですね。
養成講座に行くと簡単に資格やディプロマが取得できます。
 ・何かのものに色をつけるのか。
 ・カラーセラピーをするのか
 ・パーソナルカラーをするのか
その程度は早い目に決めて、より専門的な仕事が出来るようがんばってほしいと思っています。


パタパタ (Patapata) カーテン  2007・1・6 (01/06)

 今日は、数日後の打ち合わせに必要なカーテンのサンプルをもらいに、川島織物セルコンのショールームに行きました。
ここには数年来の友人がいて、いつも優しく迎えてくれます。今日も久し振りにお目にかかれました。
ここはとても広くて、展示がハイセンスです。中でも目に付いたのが、布製の壁(ファブエース)と、クッションと、電気スタンドのかさの生地がおそろいになっているもの。なかなか見ごたえがあります。電気スタンドは大倉陶器製で十数万円だとか。 高っ!
でもこだわりのインテリアが好きな人には安いくらいかも。
そうそう、今日の目的は、『パタパタカーテン』のサンプルをもらうこと。
これです。(写真はHPより)

『パタパタカーテン』っていうのは面白い名前だけど正式な名前です。
普通のカーテンの「ヒダ」がはっきりプリーツになっているもので、たたみしろも小さく、すっきりするのでモダンな感じのお部屋に合います。こういうのは、「川島織物セルコン」にしかありません。
間仕切に使うと形はアコーデオンカーテンのようですが、布製なので野暮ったさが無く、おしゃれに仕上がります。少し透過性のあるものと、そうでないものがあって、色数もかなりあります。
今まで何度か提案しましたが、ほとんど採用されています。今回も、サンプルをお客様に見ていただこうと思っています。
「カーテンではちょっと野暮ったいな」と思う部分には、絶対おすすめです。


ベルベットの遮音カーテン  2006・12・21 (12/21)

 先日、神戸北野坂の結婚式場に遮音カーテンを納めました。
「へぇ〜 遮音カーテンって あるのね。」とよく言われますが、あるんです。 窓枠に覆いかぶせるように取り付けると かなり騒音は防ぐことが出来ます。
カーテンの重さは遮音性に比例します。そう重いほど遮音効果があります。
でも生地がきれいではありません。色あい最悪、材質は遮音なので厚さがある分ゴワゴワしているか、裏にゴムやビニール系のものがコーティングしてあるので、そういう質感です。
ですから見た目も・・・   う〜ん かなり 良くない。
施主さんのたっての希望だけど、結婚式場のみんなが正装して参列するところに取り付けるには見た目が悪すぎる。
と思って考えあぐねた結果 紺のベルベットの生地に遮音の生地を縫い合わせて、二重にして縫製してもらうことにしました。

左側が ベルベット
黒く写っていますが、深〜い美しい紺です。
右側が 遮音
これらはお客様用のサンプル生地です。
このブルーの遮音生地は廃番になっていましたが サンゲツの人に頼んで在庫を確認してもらい、それを販売してもらうjことにしました。
サンゲツさん   ありがとう!
これで美しい花嫁に似合う遮音カーテンができました。施主さんにも気に入っていただき、追加注文までいただきました。
工事の最後に取り付けるらしく、工事中の現場に行ったときはまだついていませんでしたが、式場の仕上がりがとても楽しみです。


神戸北野坂 にしむら珈琲店  2006・12・15 (12/15)

 現場に納めたカーテンの確認をしたあと、仕事仲間と近くの『にしむら珈琲店』に寄りました。神戸の北野坂です。
『にしむら珈琲店』は、32年前は各界著名人の会員制の喫茶店でした。

阪神大震災以後 一般にも開放されるようになったとか。
夏に来たときは 赤レンガの外壁いっぱいに蔦がからまっていて とてもいい雰囲気でした。今は蔦はありませんが 店内はクリスマスムードいっぱい。

クラシックな飾り棚、重厚な廻りぶち。この横には大きなクリスマスツリーが。
ウエイトレスもヘアスタイルはアップ、ロングスカート。
シュガーとミルクのポットも銀製。コーヒーカップとソーサーのふちには
金の装飾。
あちらこちらに ブロンズの置物。 すばらしい彫刻の額に縁取られた絵画。
古典柄の布製のクッション。
お手洗いの中にも クラシックなドレッサーが置いてあり、カサブランカがいけてあって いい香り。
レジまわりにもクラシックなフリンジで装飾されたカーテン。 
薫り高いコーヒー。  時間がゆっくり 流れます。
1時間たっぷり 上品で豪華なインテリアを堪能しました。


また新たなプロジェクト   2006・11・11 (11/10)

 また新たな、N市にあるクレープショップの全面改装プロジェクトです。


クレープってこんな感じ。
(この写真は素材集のものです)
プロジェクトは社長はじめ、店長、調理担当、管理栄養士、広報担当、そして建築関係は一級建築士、内装は私です。
もともとこのお店の改装に関しては、数ヶ月前に私がレポートと提案パースを提出していました。
その後、本格的にプロジェクトを立ち上げることになった際、もうひとつの建築業者と争奪バトルを行った結果、やっと勝ち取ったもので、その分、私にとってはかなりの思い入れがある物件なのです。
・・・すでに顔合わせと、3回のミーティングを済ませました。全員がお互いを尊重しあう素晴らしいメンバーが揃っています。
新装開店は来年の2or3月ですが、それまでにしないといけない事が山ほどあります。
店名もメニューも一新します。
私はメニューに関しては素人なので、お客様の目としてのアイデアや意見を出すことになっています。
仕事としては、内装材の選定から店内のテーブル、椅子、テーブルクロス、食器、小物など、インテリアからテーブルコーディネートまでを担当します。
高級住宅地の駅の近くなので、セレブ感を漂わせながら、優雅な音楽とともにランチなどを召し上がっていただけるお店にしようと、プロジェクト全員一丸となって頑張ります。


大きなプロジェクトに加わります。 2006・10・29 (10/29)

これは高齢者施設のレストラン兼リビングです。最近はとてもきれいなのが出来ています。この高齢者施設を運営する会社には、「老人ホームとは呼ばない。」という心優しいこだわりがあります。
この会社の今後の数年間、数十物件のプロジェクトにインテリア・カラーコーディネーターとして加わることになりました。

今月オープンした物件の見学に行った時に写しました。ここの規模は地下2階、地上10階建ての建物の4〜10階部分で、全個室、定員101名です。
「お年寄りだからと言って、施設に入ったとたん、童謡を歌わせたり、子どもをあやすような接し方をしたり、そういうやり方はいけない。」というこの会社の考えにとても賛同しています。
私の母のことを考えると、やはりあまりに幼稚なお遊戯めいたことをやらされるのは、とても心許ないです。
でも高齢は高齢ですので、この施設の階下の医院は年中無休。駅近でスーパーも階下にあってとても便利なところに立地しています。
これは中にある美容院です。  とても優雅!

入居されるのは長年会社を勤め上げた紳士たち、その奥様方など。そんな人生の先輩たちが気持ちよく暮らしていただける住まいを提供します。
美味しいものをたくさん召し上がってこられましたし、目も肥えておられます。
しっかりと楽しんでいただくために、インテリアはとても大切です。
心して室内・色彩計画をたてていこうと思っています。


スタンドが届きました♪    2006・10・21 (10/21)

注文していた電気スタンドが届きました。私の寝室のチェストの上です。
以前から、寝る前に本を読みたいと思っていたのですが、今までの小さなスタンドでは暗すぎて読めず、シーリングを点けると明るすぎてメラトニン(眠りのホルモン)が出なくなってしまう、という感じでした。

これでやっと寝る前にゆっくり読めます。
アロマも香らせて・・・・
     ラベンダーがいい。
やはり照明は大事です。とてもいい雰囲気になりました。
〜〜リラックス〜〜できます。
今日から秋の夜長を楽しみます。
1日の終わりのとても楽しみな時間になりそうです。


本に掲載されています。  2006・10・14 (10/14)

『 女性が起業して自分らしく生きる 』  三根早苗著  ゴマブックス
ここ数年で新たに起業し活躍している女性を、著者が30人ピックアップして
インタビューし、本にされたものです。
この本のP100〜105にアトリエ・フランと私のことが掲載されています。

大型書店、アマゾンで販売されています。
ぜひぜひ読んでみて下さいね。


小さいオブジェに心を込めて♪   2006・10・8 (10/08)

今、仕上がりつつあるショールームのポイントに置くオブジェで、ミニチュアのダイニングセットです。

白いダイニングセットとコーヒーカップはすぐに見つかりました。
こだわったのはこのボトルとワイングラス。

ボトルの高さ約4cm。

グラスのアップ写真。
グラスの高さ 1.8cm。
この会社の「ベリー&紅酢」は紫芋が入ったとてもきれいな赤ワインの色をしていて、ワインのエキスも入っているそうです。ポリフェノールたっぷりの美女の飲み物です。本物はこんな感じ!


そんなおしゃれな感じを表現したかったのでどうしてもミニチュアのボトルとグラスをさがそうと思いました。
その結果、2日間さがし歩いて、やっと見つけました。
テーブルにコーディネートして「ステキな大人の食卓」を演出しています。


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磯田百合子

磯田百合子
いそだゆりこ

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